本州最北の民営鉄道があたたかい

青森県津軽地方には、電気で走る『電車』ではなく、ディーゼルエンジンで走る『列車』が今も沿線を走っています。中でも、暖房器具のない昔ながらのストーブ列車は、名前のとおり石炭によるダルマストーブで車内を暖めている、ノスタルジックな列車です。そのレトロな外観と内装に、ノスタルジックなロマンを求め、全国から、さらに海外からも観光客が乗車体験しにやってくる観光列車となりました。

 

ストーブ列車は異国情緒たっぷり

ストーブ列車は、乗車券+ストーブ列車券400円で、誰でも乗車可能です。さらにダルマストーブの上で炙ってもOKなスルメやお酒、燃料の石炭にちなんだ真っ黒なクッキーなどを車内販売しているので、ストーブ列車はいつも賑わっています。「スルメなんてストーブで焼いたことがない!」という人も、同乗する観光アテンダントさんがスルメを焼いてくれるので安心です。このアテンダントさんが『津軽弁』で観光ガイドもしてくれるので、なまりを聞きながら列車に揺られ、さらに異国情緒を満喫できます。

 

吹雪にも負けない津軽鉄道

地元客にとってもストーブ列車および津軽鉄道は、なくてはならない存在です。やはり雪国は、時として厳しい自然環境に見舞われることがあります。こんな時はどんなに文明が進歩しても自然には敵わず、飛行機も欠航しJRも運行中止を余儀なくされます。ですが津軽鉄道の列車は、吹雪に負けず走っていることが度々あり、学生時代の私は頼もしさを感じたものです。 雪原を眺めながら、石炭で暖をとるノスタルジックなストーブ列車に、この冬あなたも乗ってみませんか?